領事・安全情報 - 在ウラジオストク日本国総領事館 


領事・安全情報



安全の手引き



12.火災に遭った場合の措置

  2006年1月16日、ウラジオストク市中心部の商業ビルで大規模な火災が発生し、上階のオフィスで働いていた従業員等9名が死亡、20名以上が負傷するという、痛ましい事故がありました。当地においては、特に冬季は暖房等で火器を使用する機会が多い上、空気が乾燥しているため、火事に見舞われる可能性は決して低くありません。また、上記火災の折は、行政機関の対応のまずさが犠牲者を増やす結果になったとの情報もあることから、いざという時に自力でも安全に脱出できるよう、皆さまも以下についてご確認ください。

(1)防災対策の現状
当地の建物は、防災対策が殆ど施されておりません。避難用設備の不備または未設置、非常口扉が施錠され脱出できないなど、火災発生時の避難が大変困難になると予測されますので、事前に避難計画を立てることが重要です。
(2)火災の原因  (イ)タバコ
   火災発生の原因の多くはタバコの火の不始末です。吸殻に水をかけるなど、完全に消火したことを確認してから捨ててください。
 (ロ)家電製品
   冷蔵庫やテレビ等のコンセント差込部分にホコリが溜まると、発火の原因になりますので、こまめに確認するようにしてください。また、電気コードを家具等の下敷きにすると、ショートを起こす原因となり大変危険です。タコ足配線もなるべく控えるようにしてください。
   また、特に当地では停電から復旧した後に過電流が発生することが多く、火災の原因となることがあります。使わない時はコンセントを抜くなどの予防をしてください。
 (ハ)調理中の出火
   当地では電熱調理器が主流であり、直火で料理をする機会は少ないですが、電熱調理器からは可燃物を遠ざけ、使用後は確実にスイッチを切ってください。また、構造上熱が冷めるまでにかなりの時間を要しますので、使用後も十分に注意してください。

(2)防災のための準備
 (イ)消火用水
   たとえ火の気がないと思われる所でも、万が一を考え、バケツやボトルなどに水を貯めておきましょう。複数の部屋がある場合は、各部屋に用意するようにしましょう。消火器があればベストですが、使用方法や耐用年数には注意してください。
 (ロ)非常持出し品
   避難が必要となった場合に慌てることのないよう、旅券、現金、貴重品等は一纏めにしておき、手の届く範囲で保管するようにしてください。
 (ハ)煙対策
   火災による死亡で最も多い原因は、煙を大量に吸い込んだことによる一酸化炭素中毒です。火災発生時は大量の煙に包まれることになりますので、脱出する際に吸い込むことのないよう、鼻と口を覆えるものを用意しておいてください。
 (ニ)避難計画
   自宅や職場、学校などで火災に遭遇した場合を想定し、避難経路はどこなのか、事前に確認してください。避難用の階段、通用口などに荷物が積んであったり、開かなかったりする場合は管理者に改善の申し入れをしてください。

(3)火災が発生したら
 (イ)初期消火
   消火は早いほど効果的です。一般に天井まで火が燃え移らなければ、初期消火が可能と言われています。水をかけるのが簡単かつ効果的ですが、電化製品からの出火の場合は、まずコンセントを抜くことを忘れないでください。
   カーテンに燃え移った場合は、引きちぎることで延焼防止が望めますが、天井に燃え広がると消火は困難ですので、避難するようにして下さい。
 (ロ)避難時の注意事項
  (a)避難の際は、煙を吸い込むことのないようにマスクもしくは濡れたタオルなどで鼻と口を覆い、姿勢を低くして進んでください(煙は上方へ向かうため)。
  (b)エレベーターは密室で煙が充満しやすい上、階の途中で停止してしまう可能性もあるため、絶対に使用してはいけません。上階から避難する際は階段を使用しますが、その際も姿勢はできるだけ低く保つようにしてください。
  (c)焦って走ると思わぬ怪我の原因となるばかりか、結果としてより多くの煙を吸い込むことに繋がります。
  (d)ガラスは火災時の熱で割れることが多く、破片を踏むおそれもあるので、確実に靴を履いて避難します。可能な限り窓等の近くを通ることは避けましょう。
  (e)夜間に避難することも想定されますので、懐中電灯を常備しておくと便利です。

(4)外出先での留意事項
 (イ)避難が困難な構造の施設は利用しない。
   大勢の人が集まるナイトクラブや、煙が充満しやすい地下店舗など、避難経路が極めて限られる施設は極力利用しないようにしてください。
 (ロ)出入口の近くの席を利用する。
   レストランなど不特定多数の人が集まるような場所では、非常時にパニックが発生しやすく、避難が困難になります。あらかじめ逃げやすい場所に席を取るように心掛けてください。



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