「電子ビザ」を用いた沿海地方でのロシア入出国についての注意点

 昨年8月から,ロシア極東沿海地方及びその他一部の地域において「電子ビザ」により入出国ができ,本年9月からは,その適用範囲も拡大されています。日本国民は,これにより,事前にロシア連邦外務省ホームページにおいて必要事項を記入し申請することで,これまでよりも容易に査証を取得し,入出国審査を受けることができるようになっています。
  一方で,電子ビザによるロシアへの入出国は,通常の査証とは異なる制限がいくつか設けられており,すでに電子ビザに関するトラブルが発生しております。このため,ウラジオストク空海港及びその他の沿海地方の入出国審査ポイントにおいて電子ビザにより入出国を行う予定の皆様には,以下の点を十分に留意されますようお願いいたします。
 
● 電子ビザの申請の際,<訪れたいロシア連邦の地方>を「沿海地方(Primorsky Krai)」と選択された方は,いかなる理由があっても沿海地方以外を訪問することはできません。
この理由から,入出国地点についても,ハバロフスクやユジノサハリンスクなど,沿海地方以外からの入出国は認められません。
(なお,報道によれば,地域限定の電子ビザをロシアの他の地方に拡げようとする動きもあるようですが,まだ,できていない模様です。)
 
● 電子ビザにより許可されるロシア滞在期間は入国日を含めた8日間以内(※)です。
※入国日(初日)を1日目として数え,8日目の23時59分までに出国する必要があります。
 
● 万一,許可期限を超過した場合、出国のための許可を取る必要がある上、理由によっては罰金等ペナルティがあります。天候不順等による欠航、遅延などの理由で出国が困難となった場合には搭乗券を発給した運行会社や航空券を購入した旅行代理店にお問い合わせください。

● 電子ビザ申請画面に,姓と名を逆にする,生年月日を誤記入した場合などでも,何らのチェックもなく査証が発給されますが,ロシア入国審査時にパスポートの氏名と照合され,誤記入が判明した場合は容赦なく入国を拒否されますので,申請画面記入にあたっては十分にご確認ください。