中村耕一郎在ウラジオストク日本国総領事より御挨拶

2020/10/1
総領事写真
 当館ホームページを訪れていただきありがとうございます。在ウラジオストク日本国総領事の中村耕一郎です。
 ウラジオストクもすっかり秋の模様となり、そして冬への備えの季節となりました。ウラジオストクは、北海道と緯度が同じこともあって、市の郊外に美しい紅葉を見ることができます。
 
 本年は7月2日ウラジオストク市が開基160周年を迎え、10月17日はペトロパブロフスク・カムチャツキー市が280周年を迎えました。記念すべき周年に当地に滞在できることを嬉しく思います。
 本年は新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響で残念ながらロシアや日本のみならず、世界中の国々で数多くの文化行事が中止又は延期となってしまいました。これはウイルスの感染拡大防止のために必要でやむを得ない措置でありました。しかし、幸いにも、当地においては展覧会、博物館、劇場、映画館などの各種文化活動が衛生防疫条件を遵守することを条件として少しずつ再開され始めました。
 そのような中、私たちも第5回目となる「日本の秋」を9月から12月までの間に開催することといたしました。これまで好評をいただき、昨年は総計60件の行事を開催いたしました。本年は現状に鑑み、皆様に安心してご参加いただくために、「日本の秋」の事業として認定される条件として、すべての行事において各地方政府が定める新型コロナウイルス感染防止のための衛生防疫条件を遵守することを求めました。また、日本で感染防止のために励行されている「三密」回避の工夫もできるだけ取り入れております。当地の多くの方々に日本の文化に触れて頂けるよう、オンラインでの行事も実施してまいります。
 
 現在の困難な状況はいずれ終わると信じております。一時的に途絶えてしまった日本との往来もやがて再開することでしょう。私たちといたしましても、これまで続いたロシアの方々と日本の交流を深化させるためにも様々な手段で積極的に活動していくとともに、平常に戻ったときには沿海地方、カムチャツカ地方、マガダン州を含むロシアと日本の交流がこれまで以上に活発化し急激に拡大するよう努力してまいりたいと思います。
 
 また、在ウラジオストク総領事館は、当地における邦人の安全確保を最も重要な任務と考えてきました。これからも、邦人の皆様の安全確保のために最大限の努力をしていく所存です。当地に滞在される日本人の方で、お困りのことがありましたら、お気軽に総領事館にご相談ください。
 
 
令和2年10月
在ウラジオストク日本国総領事
中村耕一郎