毛利忠敦在ウラジオストク日本国総領事より御挨拶
令和6年10月2日
在ウラジオストク日本国総領事館ホームページをご覧の皆様、
この度、ウラジオストク日本総領事として着任した毛利忠敦（もうりただあつ）です。ロシア勤務は今回で4回目となります。これまでウラジオストクAPECや東方経済フォーラムに出張するなど、ウラジオストクの街には特別な親しみを抱いてきましたので、この地で勤務できることを大変光栄に感じています。
極東ロシアの中で、歴史的・地理的に日本と深いつながりを持ち、日本に親近感を持つ人々が多いウラジオストク。ここでは、文化、経済、教育、観光などの様々な分野での交流が先人達の努力によって築かれ、両国の架け橋となってきました。
昨今は厳しい情勢が続いていますが、このような困難な時にこそ、国民間の対話と交流を絶やさないことが、長い目で見て大切であろうと思っています。草の根レベルの交流を維持し、日本と沿海地方、マガダン州、カムチャツカ地方との間で、人と人の心の絆を育みたいと願っています。
また、当地の日本企業や在住日本人の皆様が安心して生活し、活動していただけるよう、全力でサポートしてまいります。皆様と信頼関係を築くべく、お一人お一人にお目にかかることを心から楽しみにしています。どうぞ温かいご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
令和6年10月
在ウラジオストク総領事
毛利忠敦