浦潮だより:カフェ

令和8年8月21日
岡本沙弥さんの肖像画

浦潮だより:カフェ

 令和8年8月21日
 

ずっと気になっていたお店を、ようやく訪ねることができました。マリインスキー劇場沿海地方ステージで活躍中の日本人ソリスト・岡本紗弥さんの肖像画が飾られている、Simplyという名のカフェです。SNSでいつも写真を見ていたのですが、実際に入ってみると、想像を超えて心地よい空間でした。軽快なBGMが流れる中、お客さん達はおしゃべりしたり、書き物をしたり、思い思いの時間をゆっくりと過ごしています。同じフロアに花屋さんもあり、花束を作っています。入口のすぐそばにある岡本さんの肖像画は存在感がありました。近づいてみると、画家の名前とともに、値札がついています。素敵な絵ですが、日本の家にはサイズが大きすぎるかもしれません。店内には他にもバレエ・ダンサー達の絵がたくさん飾られていました。                                           

岡本沙弥さんの肖像画
バレエダンサー達
試しに注文したチキン・サンドイッチは、ごく普通のメニューながら、パンがふわふわ、チキンも柔らかく、温めてサーブしてくれました。お客が増えすぎて雰囲気が壊れないよう、看板や入口は意図的に目立たなくしているのでしょうか。
 
Simplyの入口
旧クンスト・アンド・アルベルス
もう一つご紹介したいのは、エクレアが人気の「フスプィシュカ」(「閃光」、「発火」といった意味)です。1864年にドイツ商人が設立した商社「クンスト・アンド・アルベルス」の歴史的建造物(ソ連時代は国立デパートГУМでした)の裏側に、白を基調にした内装のお店があります。ショーケースにはカラフルなエクレアや美味しそうなケーキが並んでいて、つい沢山買ってしまいそうです。かつて神戸大学に勤務していた頃、街角にあるケーキの名店を探訪するのが楽しみでした。ウラジオストクにも、数はそれほど多くないのですが、気持ちをほんわり明るくしてくれるカフェがあります。親しい人が訪ねてきた時には、是非案内したいと思っています。
 
毛利 忠敦
裏路地の店舗へ
色鮮やかなエクレア

 
フスプィシュカのショーケース
チョコレート・チーズケーキとコーヒ